台風などの横風対策
◆タワークレーンの「旋回アシスト」
台風などの暴風時タワークレーンは作業を中止し、待機しますが、クレーンは横風に弱いため、待機時には下図のように、風見鶏のように風に吹き 流されてジブが風下を向き、風を受け流すようにするのが理想的です。







◆タワークレーン「旋回アシスト」稼働状況
▼タワークレーン「旋回アシスト」作動記録サンプル

※タワークレーン操縦室内の「タワークレーン衝突防止装置」モニターに実際に記録された作動状況の画像
画面ではクレーンの動きが風向の変化にくらべて若干遅れて見えます。これは自動旋回するにあたり、風向の変化が一瞬なのかそれとも継続されているのかを判断する機能が働き、「本当にその方向に旋回していいかどうか」を判断しているからです。

GPSを利用しクレーン作業時に3基のクレーンが接触することを防止する装置です。
作業時はこの装置を使い、クレーン操縦室内のモニターにはその状態が表示され、クレーン同士が接近した場合警報音と画面表示で知らせることで作業の安全性を確保します。
▼クレーン操縦室内モニター


作業中の突風対策
◆作業時ジブの「あおり防止装置」
